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レジ袋の有料化はいつから?薬局やコンビニは?メリットとデメリットも!

2020年東京オリンピックを前に、レジ袋の有料化が始まると話題です!

当たり前のように無料で配られているレジ袋ですが、すでに有料化している小売店や自治体もあり、レジ袋有料化に向けて本格的に準備が始まっています。

なぜ、レジ袋の有料化をすることになったのか?薬局やコンビニも有料化になるのか?

レジ袋有料化のメリットとデメリットは?

などなど、家計にも影響するかもしれない“レジ袋の有料化”についてまとめました!

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レジ袋の有料化はいつから?

レジ袋の有料化がいつからスタートされるかの明確な期日は、まだ発表されていません。

政府は、2020年に開催される東京オリンピックの前に、有料化実施のめどをつけたいと発表しています。

そのため2020年夏には、スーパーやコンビニ、ドラッグストアや百貨店ではレジ袋が有料化される見込みです。

また、すでにレジ袋の有料化を始めている小売店や自治体もあり、2020年夏を前に有料化を始めるお店が増えていくと思います!

薬局やコンビニのレジ袋も有料化?

レジ袋の有料化は、薬局やコンビニのレジ袋も対象になっています!

大手のコンビニ各社もレジ袋の有料化に向けて動いていて、セブンイレブンでは2019年4月から一部の店舗でレジ袋か紙袋か客が選択する実証実験を始めています。

また、ミニストップでも一部の店舗で有料化を始めていて、店舗数も徐々に増やしてくそうです。



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レジ袋の有料化になる理由はなぜ?

近年、世界中で脱プラスチックの動きが進んでいます。

マイクロプラスチックと呼ばれる大きさ5㎜以下のものが、世界の海の表面に5兆個も漂ってとされており、深刻な海洋汚染が世界中で報告されているためです。

このマイクロプラスチックを食べた魚や動物を人が食べることになるので、人体への健康被害にもつながるといわれています。

そこで、日本も脱プラスチックの流れに乗り、年間450億枚も配布されているレジ袋の有料化を義務付けることになりました!

また、日本は1人当たりの使い捨てプラスチックの使用量がアメリカに次いで2位なのですが、2018年6月カナダで行われたG7で「海洋プラスチック憲章」に署名をしませんでした。

その結果、国際社会から厳しい目を向けられてしまいました。

そこで、2020年東京オリンピックまでにレジ袋を有料化し、レジ袋の販売利益を環境対策に充てることで、名誉挽回をはかり、日本でもプラスチックゴミ対策をしているというアピールも兼ねて、このタイミングでレジ袋の有料化を始めることになったのです!

有料化によるメリットは?

レジ袋が有料化されると、どんなメリットがあるのでしょうか?

プラスチックごみが減る

多くのレジ袋の原料になっているポリエチレンは、プラスチックごみです。

プラスチックごみは、時間がどれだけ経っても自然にかえることがありません。

時間が経過したプラスチックごみは、劣化しマイクロプラスチックとなって海洋汚染を起こしたり、土壌汚染を起こしたりするのです。

そのため、レジ袋が有料化され使用量が減ると、プラスチックごみが減り、環境保護にもつながるというメリットがあるのです。



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石油使用量の削減

2018.年10月19日の日本経済新聞の記事によると、日本では年間450億枚ものレジ袋が使われていると推定されているそうです!

レジ袋を作る過程で石油が使われているため、石油消費量の削減というメリットにつながります。

また、収集されたもえるゴミの中には約43%の水分が含まれるのだそうです。

レジ袋に入れて捨てられたゴミには、水分が多く含まれることがわかっていて、水分を多く含むと重量が増し、運搬コストがかかります。

そして、燃やす時の燃料がたくさん必要になるので、焼却処分の観点でも石油使用量の削減になります。

マイバッグ市場の拡大

レジ袋の代わりにマイバッグを携帯する方が増えることも予想されています!

用途によって使い分けられるように、大きさや形態もさまざまで、保冷性があるもの等などたくさんの種類のマイバッグが販売されていますが、主婦向けが多いのが現状です。

レジ袋が有料化になると、男性や学生などもマイバックを利用する機会が増えると思いますので、デザインや形態がさらに多様化し、マイバッグ市場の拡大が見込めるメリットにも繋がります。

有料化で理解しにくいメリットも

レジ袋の有料化には、理解しにくいメリットもあります!

例えば、レジ袋は日本国内で年間に出るプラスチックごみの2%程度で、海岸漂着ごみの調査を行った際には、プラスチックごみのうちレジ袋を含むポリ袋は、容積比で0.3%だけでした。

比率が高いのは、漁網やロープ、発泡スチロールブイで全体の40%以上が産業用品で、レジ袋が減ったところで、大きな効果があるとは考えにくいですよね。

有料化によるデメリットが多く反対の声も

レジ袋を有料化して1枚5円ほどで販売するとしても、マイバッグを買うよりも安いので、有料になっても買うという声や、レジ袋がもらえなくなった分、代わりのビニール袋を買うため、変わらないから有料化反対という声が多くあがっています。

ゴミ箱に使う袋がゲットできなくなる

レジ袋有料化反対の理由で多いのが、ゴミ箱に使う袋、ゴミ袋がゲットできなくなるというもの!

確かに、お店でもらったレジ袋の一番の使い道がゴミ袋ではないでしょうか?

レジ袋をセットする前提で作られているゴミ箱や、ゴミ箱にセットするための商品も販売されていますから、レジ袋をゴミ袋として再利用している方には、レジ袋がもらえなくなるのは困りますよね!

お子さんがいる家庭では、学校や保育園で汚れ物を入れるビニール袋が持ち物になることも多いのではないでしょうか?

私の住んでいる地域では数年前からスーパーなどで有料化されているので、子どもが必要なビニール袋は購入しています。



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こまめに買い物し難くなる

自家用車で移動していると、商品をそのままもらっても、スーパーによくある段ボールで持ち帰っても、そんなに気にならないかもしれませんが、バイクや徒歩、公共交通機関を利用している方は、レジ袋がないと困りますよね。

買い物をするたびにレジ袋代を払うのはもったいないので、マイバッグを持っている方でも一箇所でまとめて買い物する方が増えそうです。

どんな効果が見込めるの?

海外ではレジ袋について、既に禁止や有料化といった対策を始めている。フランスは16年に禁止した。オランダやポルトガル、インドネシアなどでは有料としている。オランダでは16年に袋1枚当たり34円程度を課したところ、4割の削減効果があったという。

https://www.nikkei.com/

イギリスを始め世界各国で、レジ袋の有料化が行われており、レジ袋の利用が減っています。

レジ袋を有料化しても大きな変化はないという声も多いですが、世界各国でレジ袋削減の成果が出ているので、日本でもレジ袋の利用率減少の効果が見込めると思います。

まとめ

プラスチックごみによる海洋汚染は、深刻です。

レジ袋が有料化されても、必要な場合は購入するので環境保護につながらず、出費が増えるだけという声もわかります。

しかし、これをきっかけに海洋汚染の実態が多く伝えられたことにも大きな意味があるのではないでしょうか?

レジ袋の有料化でレジ袋の使用量が減ることは、小さなことかもしれません。

しかし、海洋汚染の実態を知り、個人でごみの分別を徹底し、ごみとして捨てていたものをリサイクルするのも、環境保護につながっていくと思います。

レジ袋有料化をきっかけに、他のプラスチック製品についても見直しが進むとうれしいです。

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